ニヨンってどんなところ?
ニヨンは先史時代からの歴史を誇る古都であり、ゴール(ガリア)族を征服したシーザーによって築かれたコロニーが、現在の町の基盤となっている。円形闘技場や神殿跡のほか、工事のたびに重要な遺跡が発見されてきたことで知られており、数多くの出土品はローマ博物館で見ることができる。12・13世紀からこの地を治めたサヴォイア家が建てた古城も7年間の修復工事を終えて、2006年に再びオープン。城内には、18・19世紀にこの地の名産として名をはせた“ニヨン焼き”を中心とした貴重なコレクションを展示する陶磁器博物館もある。一帯はワインの産地としても有名。
ニヨンの地図
ニヨンの写真・旅行記
レマン湖3日目。とってもいい天気~♪
なので、予定通り今日はレマン湖を船で渡ってフランスのイヴォワール村へ行くことにしました。
ローザンヌからはまず電車でニヨンまで行き、そこから船でイヴォワールへ行くのが一番早そうです。
せっかくなので、船に乗る前に少しニヨン(Nyon)の町もぶらぶらしてみようと思います。
《旅程》
□5/1 フランクフルト ⇒ ジュネーブ ⇒ ローザンヌ ⇒ トロシュナ ⇒ モルジュ ⇒ ローザンヌ 〔ローザンヌ泊〕
□5/2 ホテル ⇒ レ・プレイヤード(ハイキング) ⇒ ヴヴェイ ⇒ ローザンヌ 〔ローザンヌ泊〕
■5/3 ホテル ⇒ ニヨン ⇒ イヴォワール ⇒ ニヨン ⇒ ローザンヌ 〔ローザンヌ泊〕
□5/4 ローザンヌ散策 ⇒ ジュネーヴ ⇒ フランクフルト
ローザンヌからニヨンまでは電車で約30分。
←ニヨンに到着。この電車に乗ってきました。
ニヨン駅。
ニヨン城から見る湖の眺めがとてもいいそうなので、とりあえずお城を目指します。
←静かでゆったりとした街並み。
看板を見ると、この建物は図書館らしい。
市庁舎前の広場まで来ました。
広場の向こう建っている白い建物がニヨン城。
やわらかな朝の日差しを浴びながら、カフェのテラス席でくつろぐ人々。
右手の建物が市庁舎。
それにしても、いいお天気~。空がまっ青!
これがニヨン城。
13世紀に建てられ、16世紀に修築されたそうです。
内部は歴史と陶磁器博物館(Musee Historique et des Porcelaines)になっています。これまで知らなかったけれど、ニヨンは陶磁器の町で、ニヨン焼きは大変高級なものなんだそう。
食器好きなので見学してみたかったけれど、船の時間があるのでやめました。
お城の横から湖に下る道がありました。
眺めがよさおうなのでちょっと行ってみました。
ここからでも十分いい眺めです。
では、お城の展望テラス(?)のほうへ行ってみます。
この門をくぐっていけばいいみたい。
門の向こうはレマン湖。
お~っ、いい眺め~~♪
レマン湖が一望のもと!
下に見える家々は旧市街。
真下にあるのは城の庭園?
旧市街の茶色の屋根がいい雰囲気。
気持ちいい眺め~。
ニヨンやこの近郊にはシューマッハやアレジなどF1ドライバーたちの別荘があるそうです。レースで疲れた体も、こんな風景を見て過ごせば癒されることでしょう。
ひんぱんにこちらに船がやってきます。
そろそろ船の時間なので港へ向かいます。
お城を見上げて。
真っ白な外観が青空に映えてます。
すごい藤~。
あっ、ミニ・トレイン!
さっきいたのはあのお城です。
旧市街の街並み。
アイス屋さんの看板。
アイス、食べたい・・・。
歴史のありそうな噴水。
船着場に着きました。
★レマン湖の船に関するサイト(ルート、時刻表など):
http://www.cgn.ch/eng
ニヨンの湖岸沿いの風景。
レマン湖の湖畔の町々はどこも素敵だな~。
わたしたちが乗る船がやってきました!
いよいよ出発です。
船上の様子を撮っておこうと、1枚写真を撮ったら――
中央のおじさんが振り向いて、
――なぜかポーズした。。。
で、成り行きで撮ったのがコレ。
おじさん、すでにほろ酔い(^^;)
まだ午前中なんですけど~。
ニヨンの町が遠ざかっていきます。
やわらかな風に吹かれながら、対岸のイヴォワールまで25分の船旅です。
あっちもこっちも飛行機雲~~。
ジュネーブに来てみた。
人懐っこくて自由すぎる可愛い子犬と
自分の意志だかわからないけど、
子犬グッズをピンクで揃えたおにいさんもかわいい。
凄いかっこいい時計
ヨーグルトの為の調理器?
よくヨーグルトにイチゴと一緒に入ってて、
フルーツのコーナーに置いてある。
いつかは単品で試してみたいこの茎。
左にある大きい石はただの絵。
瓦が可愛い。
恐い2重写真。
階段の手すりが手になってた。
何だか解らなかったけど、すごく気になった写真。
次へ(スイス ローザンヌ)
http://4travel.jp/traveler/juicy_jam/album/10266044/
ゴールデンパスのパノラマ特急。
1993年当時。(私は既に5回ほどだが)家内は初めてのスイスなので張り切って案内したがまだ日本ではあまり知られてなかったパノラマ特急に乗った。当時は1等車のみだったが一番前の車両(駆動車は中間に接続して最前車を客に開放)の最前列に席を予約した。席に行くと予約してない人が座っているのを追い出したり、やがて飽きてサロンカーに移動してビールを飲みながら車窓を楽しんだとか、それにトンネルに入るとムードを演出してテーブルのランプを自動で点灯してたのもいい思い出だ。今回グリュィエールからの帰りにMOBの本線でやって来たのはそのゴールデンパスのパノラマ特急だ。当時は一日に2本だったのが今では(氷河特急と同じく)本数も多く2等OKだ。
モルジュ港は今ではヨットのための港だ。対岸の山はまだ雲に隠れている。博物館はこの港に接している。
港の桟橋から振り返ると博物館になってるモルジェ城がすぐそこにある。四隅に塔を持つ四角な城でこの地方の典型的な構造。
月曜休館の軍事博物館をガラス越しに覗くとこのきれいな質の高そうな帆船が飾ってある。中には沢山の帆船があるよとばかりに。帆船つくりが趣味の私は休館が恨めしい。
館の入口そばに飾ってあるスイスらしい軽戦車。
古い町並みの中の建物の例。オテル・ド・ヴィル(市役所)。
グラン・ルー(古い町の大通り)
ジュネーブ名物のレマン湖の大噴水
湖岸英国公園のリラの花。気候が合うのか日本のに較べて大きく色もきれい。
花満開のリラの樹
ニヨンはユリウス・カエサルによってコロニア・ユリア・エクエストリスの名で建設された町で古城を取り巻く城壁沿いに遊歩道が整備されており、このプラタナスの並木はレマン湖に面し城に続いた景勝の楽しめる散歩道。
この散歩道には近くで発掘された古代ローマの円柱が並ぶ。天気が回復して対岸のモンブラン山系が美しい。
このローマ時代の円柱にはコリントス式のフリーズが見える。
ニヨン城。5本の塔を持ち16世紀に大幅に改装された。今は磁器博物館だが改装中で休館。
散歩道から坂下の建屋と対岸はるかなモンブランを写す。
快晴で、モルジュ港の対岸にはモンブランが美しい
湖畔の散歩道
湖畔には散歩の家族が。
大通りには屋台が沢山出ている。いつものように土産の生ソーセージとベーコンを買う。
城を先日撮った写真とは反対側の町側から写す。
ラオール・ジェラルド蒐集の錫と鉛人形コレクションがこの戦場のように大きな物語の展開の形でいろいろ展示されている。あらためてこの板状の人形について調べると18世紀の始めからオモチャとして盛んになり、ゲーテやホフマンの詩にも出てくるらしい。かって金細工が盛んだったニュールンベルグの玩具博物館に沢山あったのを思い出した。もっとも銀や錫製でかなり金持ちでないとおもちゃに出来なかったろうが。
中世の戦士の鎧と武具
帆船前部のクローズアップ。展示されているのは入口の一艘だけ。せっかく期待して再訪したのにがっかり!
フォアマスト上部。かなり丁寧な出来。
この博物館で特別展として「日本の魂」を開催していた。これはその入口。日本人が監修しているが資料の収集に限界があるからかちぐはぐな印象がする。しかし欧米人にはこれでよしかも。
神風特攻隊の展示のつもり。この日章旗の寄せ書きの字は漢字を成してない。日本人を真似て書いた?
切腹のことを展示した?説明がないけど
いろんな兜と鎧の展示
18世紀の臼砲と砲丸
臼砲の射角調整用定規
博物館の前庭に展示された大砲