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マダンってどんなところ?

マダン州の州都で港湾都市。多くの入江や蓮の花が浮かぶ淡水池、ガジュマルの巨木と芝生の公園が美しい。澄み渡ったサンゴ礁の海はパプアニューギニアを代表するダイビングエリアとして世界的に知られている。

マダンの地図

マダンの写真・旅行記

マダンにはふたつのまぶしい太陽があった。 ひとつはもちろん赤道直下の輝く太陽。 ふたつめは、地元の人たちに溶け込んで暖かい笑顔をふりまくやよいさん。 どこに行っても、「やよ、やよ」って、町中が彼女を知ってる。 ホントの国際交流ってこういうものなんだろうなと思った。 地元に根差して、訪れる者に現地の本当の生活を垣間見させてくれる。 彼女が信頼されているからこそ、させてもらえる貴重な体験。 ダイビング旅行の時はオプションの観光は期待しないことも多い。 減圧症防止にお土産買ったり、ダラダラしたりでいいかなとしちゃうことも。。。。 でも、マダンは陸も素晴らしかった。 人ってこんなに暖かいって感じさせてくれる素敵な半日。 「ひとりひとりがうるるんの主役になったみたいな気持になるから、絶対来て」やよいさんの言葉に偽りはなかった。 大人も子供も笑顔が輝いている。 この幸せがずっと続きますように。

ギンガメ。一個体一個体がすごく大きくでっぷりと太った立派な体格。

マクロも充実。アケボノハゼが群れてました。

異種混合ギンバラトルネード。バラクーダ(上)が群れてるとこにギンガメが下から合流。湾状になったドロップオフの合間に繰り広げられた壮大な風景。さまざまに形を変えながら、入り混じるギンバラトルネードに10分弱見とれていたのでした。

これでもかってくらい伸び出しているガーデンイールの向こうにイエローフィンバラクーダがいます。

異種混合2。サンゴの上に群れるツバメウオの群れにギンガメが上から舞い降りてきました。

どこまでも続くかのように次から次へと流れてくるバラクーダリバー。

バラクーダトルネード。きれいに巻いてました。

珊瑚もとても元気できれいです。リーフフィッシュの幼魚ちゃんたちもたくさん遊んでくれました。動きが早くてうまくとれなかったけど、チョウチョウコショウダイの幼魚は水玉模様のリボンが踊っているみたい。

マクロも充実。きれいなウミウシ。

マクロも充実。ソフトコーラルに住むクダゴンベ。

水面休息やランチは無人島に上陸したりします。

ダイブマスターが水面休息中に釣った魚とたこで、お刺身と焼き物のランチを作ってくれました。鮮度抜群、とってもおいしかった。

ボートキャプテンとダイブマスターが木の枝や皮を集めて火を起しています。

釣りあげられて30分ほどの超新鮮な小ぶりのまぐろのお刺身。おいしかったです。

焼きたてのお魚。香ばしくて、こちらもとてもおいしかったです。

ビーチでのスペシャルランチ以外の日は、港の脇の地元の人たちが利用する屋台でランチ。一人5キナ(200円弱)もあれば、お腹いっぱい。日によって、揚げた魚、パンの木の実、バナナ、おいも、ソーセージ、タコ、ヤシの実ジュースなど好きなものを組み合わせる楽しみも。

ホテルの朝食はフルーツを中心としたビュフェと、卵料理、ソーセージ、ベーコンなどを好きなように料理してくれるもの、もしくは、パンケーキ、ワッフルなどのオーダー式のホットミールの組み合わせ。(料金に含まれているところが嬉しい)欲張って、一日3本のダイビングにしてた日にそんな話をウェイターさんにしたら、「帰るまでにお腹すいちゃうから、今日だけ特別だよ。」と言って、フルーツ盛りのランチボックスを持たせてくれました。

びっくりするほどたくさんのマンジュウイシモチがサンゴの間に隠れていたり、次から次へと現れる子魚の群れ。ハウスリーフも生き物の宝庫。

ダイブショップという名の猫。通称ショッピィ。かわいくてかわいくて、もう夢中。いっぱい遊んでもらいました。

いつも大混雑。地元の人でいっぱいの渡し船。島と島を繋ぐ大事な交通機関なのだそう。

ムレハタタテダイ。優雅です。

村訪問ツアーの始まりは、マーケットでのお買い物。物々交換社会の風習が残る村ではなかなか手に入らない新鮮な食材を、マダンのマーケットで買い出しして、お土産にもっていくと、村の人々がおいしい郷土料理にしてふるまってくれるのだそう。最初はまず、魚市場。

鶏市場。

野菜市場。

最初の村は映画ロビンソン・クルーソーのロケ地となった硫黄の川がある村。硫黄のにおいが立ち込める川にも生き物がいるということで、地元の子供たちがソーセージを使って大うなぎを呼び出してくれました。その他にも、2-3種類の魚とスッポンに似たカメが硫黄の川で生息していました。

川でターザンごっこをする子どもたち。みんな人懐こくて、一緒にしようって誘ってくれます。 泉に歩いて行く途中で、黒くて羽の先が白いトンボや、青くてとてもきれいなアゲハ蝶、黒地に茶で不思議な模様の蝶など、始めてみる生き物がたくさん。 また、猛毒のミミズ(親指くらいの太さで長さ20センチくらいあって、かなり恐い見た目)を目撃したりしました。この他にもマダン近郊では、人間の傷口に卵を産みつける恐いハエがいるそうで、怪我をしたら、傷口はきちんと覆っておかないと怖いんですって。。。。。。おしりが黄色いハエに要注意。

鼻に葉っぱをつけておすましする子どもたち。この地方の伝統らしい。このあと、子供たちが私たちの鼻にも葉っぱをつけてくれました。 無邪気でかわいい子供たちといつまでも遊んでいたい気分で名残は惜しいけど、次の村へ移動の時間。

どこまでも続くかのような熱帯雨林の深い森を見ながら、バスは次の村へと進みます。

村について、食べきれないほどのパパイヤでの歓迎を受けて、一人一人が村長さん(写真中央の上半身裸の男性)と握手を交わしてご挨拶を終えたら、今度は、マダンで仕入れてきたお土産のお披露目。

村の学校を見学。出生率が8.7人と日本とは比べ物にならない位高いこの国では、全ての子供に進学させる経済力がある親はとても少数で、進学できるのはごく一部なんですって。例えば、親は自分の子供の中で一番優秀そうな子供一人だけに進学させる。その選ばれた一人は、一生懸命勉強して、いい大学、いい就職を果たさなければならない。選ばれなかった兄弟姉妹たちは、子供の頃から、自分が得意な事(木登りが得意ならヤシの実取り、釣りが得意なら魚釣り)で家族の食事を賄ったり、家計を助けたりして、選ばれた一人がエリートとして高い給料をとるようになるまで支え続ける。その代わり、一旦、選ばれた一人が高い給料をとれるようになったら、残りの一生は面倒みてもらえるんだって。すごい家族システムです。。。。私がパプアニューギニア人に生まれ変わるなら、もちろん、選ばれない子供に生まれたいです。

ヤシの木に登って、たくさんのヤシの実を取ってきてふるまってくれました。 最初はジュースで、そして飲み終わったら、中の白い身の部分をワサビ醤油で!?!!?取れたては違うのか、身の部分は肉厚で食感がしっかりしていて、まさにイカソーメン。実際に食べるまでは「嘘だ~」と思ってたんだけど、ホントに少し甘みのあるおいしいイカのお刺身みたいでした。

見学させてもらった村のおうちのひとつ。この村では、まだ電気は村長さん宅にある小さな自家発電機しかなく、通常は使っていないそう。食事の準備も直火を使って行っていました。 おうちの裏の贈り物用の大きな鳥(名前を忘れちゃったけど、ダチョウみたいに大きい)の餌付けを見せてもらったり、栽培している野菜を見せてもらったり。

日没前に本日のハイライト、シンシンダンスが始まりました。シンシンは、英語のSing(歌う)から派生したピジン語で民族舞踊を意味するそうで、それぞれの村により、衣装や踊りが違うそうです。 私たちもフェイスペイントをしてもらって、見学です。この顔料が服につくと落ちないので、色がついても目立たない服で参加なさることをお勧めします。私は白いカットソーが一着ダメになっちゃいました(泣)

シンシンダンスはとっぷりと日が暮れてもまだまだ続きます。2時間近く踊り続けてくれたのではないでしょうか? 最後には、衣装をきた人々だけでなく、私たち観客も、子供たちもいり乱れての大ダンス会に。 空には南十字星が輝き、降るようなような星を見上げながらのシンシンダンス。

村の方たちが作ってくれた郷土料理のお夕飯。ココナツミルクベースのスープがさまざまな野菜や魚、肉の味をしみ込ませて、とても優しく深い味がします。ホテルのディナーも悪くないけど、こういうきっとおふくろの味っていうんだろうなっていう食事はすごくおいしく感じます。きっと作ってくれた人たちの気持ちが入ってるからだろうね。 食事の後は、名残惜しいけど、お別れの時間。村の人たちが総出で見送ってくれて、一人一人と握手をしながら、バスに乗り込む。とても短い時間だったのに、人の優しさに胸がいっぱいになる素敵な半日。 お金の話は下世話だけれど、日本で代理店から言われたシンシンツアー(半日)は一人12000円だった。でも、やよいさんが企画してくれた現地ツアーは、全て明朗会計の割り勘で1/3以下。どうしても確保したいなら、事前手配かもしれないけど、感動を得られるのは現地手配なのかなと思いました。

今回泊まったお部屋です。バルコニーから海が見えて、朝日もきれいに見えたので、とても楽しめました。

ホテルの敷地内に動物園のようになっている区画があり、ワラビーや珍しい鳥などがいます。 写真の鳥だけは、昼間の間、放し飼いにされていて、10羽以上が闊歩してました。

マダン名物?フルーツバット。たくさんいます。

 ホテルを出ました。  昨日、独りで歩いたところを皆で歩いていきます。  道端(みちばた)でバナナを売っています。  茹(ゆ)でバナナです。

 これは揚(あ)げバナナでしょうか?

 左側の池です。  昨日も見ました。

 右側は海です。  ここも昨日見たところです。

 いい風景です。

 昨日の教会を過ぎた辺りに、たくさんのコウモリが飛んでいました。

 コウモリです。

 何か、不思議な光景です。

 さあ、マーケットに入りました。  独りではないので、不安はほとんどありません。  でも、せっかくなので、独りでまわってみようと思いました。  複数だと、現地の人たちも構えてしまって、本音が引き出せないように思ったからです。  ここの人たちは、普段はどんな人たちだろうということが一番気になります。

 ピーナッツがきれいに並べてあったので、撮りました。  買わずに撮るだけでもいいかなと、思っていましたが、大丈夫でした。

 これは何イモでしょうか?

 いろいろな野菜が並んでいます。

 キャベツです。  ポーズをとってくれました。

 こちらは大根(ダイコン)です。  こちらもポーズをとってくれます。

 ここにもたくさんの野菜が並んでいます。  このネギも、安く買えそうです。  でも、買っても持って帰る訳にはいけません。

 ブロッコリーとピーマンです。  一番左のピーマンは約80円ほどです。  思わず1つだけ買ってしまいそうですが、この10個ほどのかたまり全部で80円です。  その横のかたまりは60円ほどです。  日本の半値から4分の1ほどの値段でしょうか?

 これは毛糸で編みこんだ袋です。  肩掛け紐(ひも)がついています。  伝統的な袋のようです。  土産(みやげ)に、麻紐(あさひも)のようなもので編みこんだ、コースターを買いました。  まず、1個の値段を聞いてから、5個で○○でどうだ? というような買い方をします。  だめなら、これではどうだというふうに組み合わせながら交渉していきます。

 コウモリです。

 下村さん(仮名)がしきりに話しかけてきました。  ううん、もっと買いたいのに、集中できません。  それ以上買うのはあきらめました。  下村さんは、関東地方から参加していました。  もうかなりの高齢で、何を話しているのかさえもよくわかりません。  役所を定年になってから、このようなツアーによく参加してきたということです。  ひと通りまわった後、集合して、同じ道を帰りました。  また、あのコウモリがたくさんいるところを通りました。

 相手の言い値の半値か、それ以下から交渉を開始していきます。  最初は、まったく買う気がないような様子で、冗談を言うつもりで笑いながら、まさか、こんな値で売ってくれないでしょうねという風に聞いて、そのまま立ち去ろうとします。  すると、大抵は、ちょっと待て、それではこの値ではどうだ?  という風に言ってきます。  大抵は、こちらの言い値に近い値を言ってきます。  もし、高ければそのまま立ち去りますが、納得できる範囲なら、え? そんな値で売ってくれるの? という風にいったん驚きます。  そして、少し迷った後、でも、特に必要ないしなあ、という風にやっぱりいらないなあと、いう様子で立ち去ります。  大抵は、ここでもう少し、低い値を言ってきます。  その時点で、購入を決めます。  もし、言って来なければ、少し迷ったけど、やっぱり買うことにしようという様子で、戻って行ってその値で買います。  今回も、まずまずの値で買うことができました。

 コウモリです。

 コウモリです。  時刻は10時半になろうとしています。  また、ホテルに帰ってきました。  午後からは戦跡巡りツアーに出ます。

 椰子(やし)の実が流れ着いています。

 昨日、スリに遭(あ)ったスーパーマーケットです。

 その左側は、このような通りです。  スーパーマーケットはこの写真の右にあります。  左側に見えるのがマーケットです。  これからここに行きます。  写真の正面辺りが入り口です。  マーケットは、ぐる~と金網で囲まれています。  でも、少し緊張します。

 朝です。  今日も、外ではコウモリが鳴いています。  今日は夕刻まで自由行動です。  午後は、戦跡ツアーに参加することにしています。  昨日と同じ玄関ロビーの横の食堂で、朝食を食べました。  その後、9時に集合して、皆でマーケットに行くことになっています。

 マイクロバスで戦跡ツアーに出ました。  参加者は添乗員の松本さんを含めて10人です。  ニューギニア島の東のソロモン群島にあるガダルカナル島は有名ですが、このニューギニア島ではどのような戦いがあったのかはよく知りません。  このツアーで少しでも知りたいと思って参加しました。

 飛行機のエンジンです。  戦闘機でしょうか?  おお、恐ろしい・・・  この辺りで実際に飛んでいた飛行機です。  残骸(ざんがい)になっているということは、飛んでいるところを撃ち落されたのでしょうか?  パイロットはどうなったのでしょう?  パラシュートで脱出したのでしょうか?  それとも地面に不時着して助かったのでしょうか?

 昔の飛行場にやってきました。  旧日本軍の飛行場だそうです。

 この辺り一帯が飛行場でした。  日本は戦争に負けたので、当然ここでも、激しい戦闘があったのでしょう。  ここにバスを置いて、ここからジープに乗り換えて行きます。  ジープは2度、往復します。  私は、後発グループになりました。

 飛行場はこのような草原です。  『桃栗3年柿8年』 といいますが、この60年の間、ここには樹木の種は飛んでこなかったのでしょうか?  よくわかりません。

 ジープは、正面のジャングルの辺りで、先発隊を降ろした後、こちらに戻って来ました。

 今度は、私たち後発隊が乗り込みました。  座席は譲って、私は後ろの荷物スペースに乗り込みました。  ジープは草原の轍(わだち)に沿って進んで行きます。  写真は、ここまで乗ってきたバスを振り返ったところです。  運転手だけが残っています。  ジープの後ろの荷物スペースに寝転がったまま撮りました。

 進行方向左の爆弾の後です。  車が揺れるので、真っ直ぐに撮れません。

 ここで降りました。

 先発隊と合流しました。

 車はここに置いて、ここから歩いてジャングルに入っていきます。

 このようなところを進んで行きます。

 本物の熱帯のジャングルです。

 どんな遺跡が現れるのでしょうか?  おお! と驚くようなものが現れるのでしょうか?

 まるで行軍しているような気分です。

 おお!

 おおお!

 おおお、こ、これは・・・

 おおおお!

 うおお、戦闘機の残骸です。  爆撃機でしょうか?

 説明は聞き損ねてしまったので、どういう状況でこうなったかはよくわかりません。  でも、どうも現地ガイドも、はっきりとは、わからないようです。  「おそらく~」 という感じで説明していました。

 兵士たちは、こんな狭(せま)いところに入って、空を飛んでいたのでしょうか?  この飛行機は日本のものなのでしょうか?  それともアメリカかオーストラリアのものなのでしょうか?  この飛行場にいて爆撃されたのでしょうか?  空を飛んでいて、ここに不時着したのでしょうか?  それとも無傷のまま、ここで朽(く)ち果てただけなのでしょうか?

 十分に見ておこうと、丁寧に周囲を見てまわりました。

 何か、時間を超越して迫ってくるようなものを感じます。

 この辺りで働いている若者たちです。

 竹を集めているのでしょうか?  この辺りは私有地のようで、私たちの方が遠慮しなければならないような様子でした。

 いろいろなアングル(視点)で撮ってみました。

 下からも撮りました。

 おお、これは日の丸でしょうか?

 帰国したら、是非、ここでの戦闘について調べてみようと思いました。

 帰路につきました。  あ、樹に何か生(な)っています。

 何の実でしょうか?

 ジープに乗り込みました。  帰りも後発隊です。

 帰りも爆弾跡を通ります。

 後ろを振り返りました。

 バスで走って、別の遺跡があるところにやってきました。

 60年前もここはこのような景色だったのでしょうか。  兵舎(へいしゃ)や武器庫があって、軍服を着た兵士が動き回っていたのでしょうか?

 今は、のどかな風景です。

 おお!

 あ!

 ヤシの樹です。

 ここに、旧日本軍の上陸用舟艇(しゅうてい)の残骸(ざんがい)があるということですが・・・

 あれ、どこだ?

 むむむ、どこだどこだ?

 他の人たちは見つけたようですが・・・  むむむ?  私はわかりません。

 バスはゆっくり走っていますが、私は、まだどこかわかりません。

 あ、ありました!

 上陸用舟艇です!

 おお!  これにはどのような歴史があるのでしょうか?  敵前上陸に使われたのでしょうか?  それとも、ただ単に、上陸しただけなのでしょうか?  帰ったら、是非、ここでの戦闘について調べてみようと思いました。  戦争の歴史というものは知らないと、また、同じことを繰り返してしまう可能性もあります。  知っておくことは大事だと思いました。

 帰りにこのようなところを通りました。

 特に、バスケットボールをやっているのではないようです。

 だいぶ帰ってきました。

 マシンガンビーチにやって来ました。  マダンに到着したときに通ってきたところです。

 マシンガンです。

 海の方を向いています。

 マシンガンは沖合いの船や飛行機を狙(ねら)っていたのでしょうか?

 今ではもう、錆(さ)び付いてしまっています。

 もし、実際にこの砲弾に当たって、亡くなった方がいるとすると、ぞっとします。

 連合軍が占領後に、ここに備え付けられて、一度も使用されていないのでしょうか?

 今は、ただ、このように錆び付いたマシンガンがあるだけです。

 この海で、どのような戦闘があたのでしょうか?

 マシンガンは海を見続けています。

 ヤシです。

 ヤシの樹です。

 椰子(やし)です。

 さあ、いよいよマダンともお別れです。

 ガソリンスタンドです。  時刻は2時半を回ったところです。

 これから、ここを発ってポートモレスビーに飛びます。  ニューギニアといえばまずは、熱帯のリゾートです・・・  なんてことは、ここへ来るまではそれほど意識していませんでした。  でも、ここでその光景を目(ま)の当たりにして、つくずくそう思いました。  現地6泊のうち、ここが2泊だということは、実に残念な気がしてきました。  是非、もう一泊したいと思いましたが、そうもいきません。

 ポートモレスビーに到着しました。  3日前に案内してくれた現地スタッフが迎えてくれました。  日本人のスタッフもいました。  写真は空港の前で、迎えのバスを待っているところす。  空港の建物はこの写真の右側です。

 ホテルに戻ってから、全員で空港へ向かいました。  また、あのプロペラ機に乗りました。  出国前にネットを見ると、ここでは座席は早い者勝ちだと書いてありました。  来るときは、添乗員の松本さんが、だいぶ苦労して、誰かの席に座っていた人に他に移ってもらっていました。  今回は、私がそのようなことを伝えると、皆の動きが、急に忙(せわ)しくなりました。  何とか、皆、それなりに自分の座席を確保できたようです。

 ようやく、バスが来ました。  時刻は5時を回ったところです。  ホテルは空港の近くでした。  今日は、ここで泊まるだけです。  パプアに到着してから3度目の夕食です。  もう、皆、すっかりうち解けています。  話も弾みました。

 記念撮影です。  カシャ!  それぞれのカメラで、現地スタッフに撮ってもらいました。  何度も同じポーズをとりました。  カシャ!  カシャ!  カシャ!  カシャ!

 私も、写真を撮ってもらいました。

 部屋に戻りました。  いい部屋です。  でも、ここで泊まるのは今日一日だけです。  明日は、一日中、このモレスビーを観光した後、夕刻には山間部のゴロカに向かいます。  明日もいい日であることを願いながら、休みました。  (モレスビー編に続く)

 さあ、クルーズ(島巡り)の開始です。  このような船で、熱帯の海を巡るなんて、まったくイメージしていませんでした。  うひゃぁ~!  うっれし~い!  まるで昔のお金持ちになったような気分です。  映画の中にいるようです。  おおお~! 信じられな~い!  心は完全に舞い上がってしまいました。

 操縦席(そうじゅうせき)です。  現地スタッフと操縦士です。

 おお~、これが熱帯の海です。  素晴らしい色です。  おおお、大興奮です!

 沿岸の施設も熱帯風です。  いや、ここは熱帯だから、当たり前といえば当たり前です。

 今見た景色はどんどん遠ざかっていきます。

 どんどんどんどん、遠ざかっていきます。

 西の方角は曇っていて、水面がまるで夕刻のように、きらめいていました。  でもまだ時刻は3時前です。

 船はどんどん進んで行きます。

 どんどんどんどん進んで行きます。

 どんどんどんどん進んで行きます。

 島々の間を縫(ぬ)っていきます。

 あ、舟が見えます。  手漕(こ)ぎの舟です。

 家族のようです。  水の民でしょうか。

 また舟です。  カヌーでしょうか。

 今度は母娘(おやこ)のようです。

 素晴らしい景色です。

 島の間を縫って、どんどんどんどん進んでいきます。

 写真の右から左向きに進んでいます。  進んでも進んでも島の風景が続きます。

 最高の気分です。  こちらが東でしょう。(陽の反対側)

 島の風景です。

 ここはもう、ロビンソンクルーソーの世界です。

 ここにも人が住んでいるようです。

 ここに上陸して、しばらくくつろいでみたいようなところです。

 宝石のエメラルドのような色の海です。

 熱帯の風景です。  温帯では見られません。

 ここにも上陸してみたい気がします。

 少し引くとこんな感じです。  このような島の間を進んでいます。

 こちらは西です。  時刻は3時を回ったところです。  写真の左から右向きに進んでいます。

 キラキラ、キラキラ、  まっぶし~い!

 2階に上ってみました。  デッキになっていて長椅子がひとつありました。  3人掛けで既(すで)に満席だったので、この写真を撮って降りました。

 シルエットが美しい・・・  でも、舟が揺れるので、なかなか水平に撮れません。  エイッ、カシャ!  うう~ん・・・、駄目です・・・。

 これは上手く撮れました。

 後ろ側です。  爽快(そうかい)です。

 こんな感じで進んで行きます。

 まだまだいい景色が続きます。

 大海原(おおうなばら)です。

 島の風景です。

 ガァァァァァ・・・・・・・

 グォォォォォ・・・・・・

 おおおっ!  上陸した~い!

 まるで魚になったような気分でした。  船は、入り江のようなところに入っていきました。  十分にスピードが落ちてきました。  そして、そのまま入り江の中を、流れるように滑(すべ)っていきます。  このまま接岸するのでしょうか。  いや、この速度では、岸には届きません。  今にも止まるかというような速さで進んでいます。

 ボートは速度を落とし始めました。  ダイビングポイント(潜るところ)に近づいてきたようです。  おおおおお・・・・  遂(つい)に熱帯の海に入れます。  わくわくどきどきしてきました。  以前に一度だけ、日本海でシュノーケルをつけて潜った経験があります。  そのときは、ウエットスーツをつけていたので、快適でした。

 全員、船に上がってから、船はそのポイントを離れました。  時刻は4時になっていました。  期待していたようなサンゴや熱帯魚でいっぱいの海というわけではなかったけれども、それなりに楽しめて、とてもよかったと思いました。

 次の目的地に向けて進んで行きます。

 きれいな風景なのですが、船が揺(ゆ)れるので、水平線が傾いてしまって、なかなかいい写真が撮れないのが残念です。

 やっと真っ直ぐに撮れました。

 あれあれ、また傾いてしまいました。

 さあ、今度はこの島に上陸します。  離れ島です。

 上陸しました。  映画のようなシーン(情景)です。

 島はきれいに手入れしてあるようです。

 作物が作ってあるのでしょうか?

 ヤシの木です!

 うわあ、高い!

 ああ、楽園の光景です。

 何と素晴らしい・・・・・!

 もうこれは、完全に映画の中の光景です!

 さあ、そろそろ帰る時刻です。  船に乗り込むことにしましょう。

 何かストーリーがありそうな光景です。

 そろそろ、私も乗り込むことにしましょう。

 島の子供たちよ、さようなら!  何か悪戯(いたずら)っぽそうな目で見ています。

 さあ、ホテルに向かって出~発~!

 帰路です。

 素晴らしい光景が続きます。

 このような風景を見ながら帰っていきます。

 ああ、素晴らしい!

 ああ、素晴らしい!

 ああ、素晴らしい!

 素晴らし~い!

 幻想的なシルエット(影の風景)です。

 パイロットです。

 ああ、幻想的です!

 幻想的です!

 幻想的で~す!

 ようやく帰ってきました。

 間もなく接岸です。  時刻は5時になるところです。

 そして船は、岸から少し離れたところで止まりました。  どうやらここで潜るようです。  想像していたエメラルドグリーンの海とは少し違いますが、とにかく熱帯の海ということで、気持ちが昂(たかぶ)ってきました。  スタッフは、シュノーケルを配り始めました。  参加者は、皆、服の下に水着を着ていました。  私もさっそく服を脱いで、泳ぐ準備をしました。

 私もシュノーケルをもらいました。  だいぶ使い古したものでしたが、大丈夫でしょうか?  勝手がわからないので、少し見ていました。  男性を中心に船尾から水の中に入っていきます。  高齢の人が多いように思っていましたが、皆、特に戸惑うようなこともなく、海に入っていきます。  若い頃、よく泳いでいたような人ばかりなのでしょうか?

 かなり年配の人たちも泳いでいます。  ここで怯(ひる)む訳にはいきません。  昔は平泳ぎならかなり長時間、泳ぐことができました。  そして、数年前までは、たまにプールに行って泳いでいました。  最後に泳いだのは、去年の夏になります。  カンボジアへ行ったとき、ホテルのプールで泳ぎました。  シュノーケルを使って泳いだことは、一度だけあります。もう、ずい分前のことです。  日本海で、知人と一緒に講習を受けながら泳ぎました。

 そのときは、ウェットスーツを着ていたので身体がぷかぷかと浮いて、快適でした。  今回も、まったくそのときのような感覚でいました。  海の水はプールと違って塩分濃度が高いので、プカプカと自然に身体が浮いてくる・・・と思い込んでいました。  他の人たちは悠々(ゆうゆう)と泳ぎながら、海の中を覗(のぞ)いていました。  さあ、私も入ることにしましょう。

 シュノーケルの使い方はすっかり忘れてしまっていましたが、まあ、入れば何とかなるでしょう。  手すりを持って、ゆっくり入りました。  まるで、温泉にでも入るような入り方です。  ぷかぷかと身体が浮く・・・・はずですが・・・  あっ、あああ~!  か、身体は浮きません!

 ふつ~に海の中に沈んでいきます!  な、何だ、これは・・・!  あれあれ、あ~れ~!  シュノーケルとウエットスーツをセットで考えてしまっていました。  シュノーケルをつければ身体が浮く・・・・はず?  むむむむ、おかしいぞ?  あ~れ~!

 う、うっぷ、ブクブク・・・・  う、うっぷ、ブクブク・・・・  と、とにかくシュノーケルを使おう・・・・  おお、何とか息が吸えました。  でも、手足を動かさないとすぐに沈んでしまいます。(実際には当たり前のことなのですが・・・)  うん? でも、シュノーケルをつけていれば息ができるので、別に沈んでもいいではないか・・・・

 とっさにそう考えて、手足の動きを止めて、シュノーケルを口に押さえつけて、沈んでみました。  何度か息ができましたが、でもやっぱり苦しい・・・  ゴーグルにはどんどん水が入ってきます。  空気もあまりスムーズに吸い込めません。  やはり、使い古されたものは駄目なようです。  ええい、こんな器具に頼っていては駄目だ!  気持ちを切り替えて、普通に泳ぐことにしました。

 つい数年前まで、よくプールで泳いでいたので、こうすれば、平気・・・・・  あれ、こうすれば、全然平気・・・  あれあれ? 何か変です。  プールとどこか違います。  !!! プールとの違いがわかりました!  プールは底に足が付くけど、ここは付きません・・・  あ~~れ~~!

 このとき初めて、ここに居るためには常に泳ぎ続けていなければならないということを悟(さと)りました。  テレビ番組なんかを見ていると、皆、船やヨットの上から、どんどん海中に飛び込んでいます。  でも、それはウエットスーツを着けているからこそできることで、水着だけだと、とても危険だということがよくわかりました。  見ると、女性たちも皆、海に入っています。  私は平静を装いながら、昔の忍者のように立ち泳ぎを続けました。

 ここは熱帯の海です。  そして、このポイントが選ばれているということは、きっとこの下は素晴らしい光景が広がっているのでしょう。  さあ、潜ってみましょう  不良品のゴーグルを顔に押し当てながら、海の中を覗いてみました。  そこは素晴らしい熱帯の生物たちが・・・  あれあれ?  何もいません。

 特にサンゴ礁が広がっている・・・というようなこともありません。  そのとき、  「魚がいますね!」  「います、います!」 という声が聞こえてきました。  声のする方に近づいてみました。  あ、魚らしいものがいましたが、すぐに見失いました。

 その後、自分でも探してみると、魚が泳いでいるのを見つけました。  特に熱帯の魚というようには見えませんでしたが、とにかく見たことは見たので、一応は満足しました。  つま先立ちすれば、何とか足のつく岩があったので、そこで休みながら、呼吸を整えました。  シュノーケルやゴーグルは状態がよくないので、あればかえって不便です。  でも、別のに交換して見るほどの海でもないように思ったので、そのまま手で押さえながら使いました。

 シュノーケルは、息を吸い込みにくかったり、ときおり水が入ってきたりするので、それ以上使うのを止めました。  ある程度、満足したので、そろそろ船に揚(あ)がることにしました。  すると、添乗員の松本さんが、  「ベラーさん、シュノーケルを貸してもらえますか?」  と言うので、特に何も考えずに  「はい。」 と言って、手渡しました。

 そして、船の中ほどに戻って、タオルで身体の水を拭(ふ)き取りました。  松本さんは、私が使っていた不良品のゴーグルをつけて、海に入っていきました。  あ、と思いましたが、松本さんはスポーツマンタイプだったので、まさか、溺(おぼ)れるようなことはないでしょう。  そのまま私は、船の中で着替えました。  十分に満足しました。

 ホテルに戻って来ました。

 相応の高級料理で、とても満足できます。  今日も皆で乾杯しました。  楽しいひと時です。  私と同じ関西方面から参加している木田さんは聴覚障害があるので、話を聞き取ることはできません。  私はちょうど手話を習いたかったので、筆談で話しかけてみました。  そして、いくつかの手話を教わりました。  これまでも、このようなツアーで、いろいろなところを巡ってきたということでした。  皆、かなり打ち解けてきていて、食事の時間も楽しみになってきました。  部屋に戻ると風呂に入ってから休みました。  いい旅ができています。  明日からも楽しみです。   (マダン編5に続く)

 マダン2日目の夜です。  ここは今日で最後です。  夕食の時刻になりました。  まず、飲み物の注文です。  今日もビールを注文しました。  支払いはそれぞれ自分で行います。  サービスマンたちは、とても親切に対応してくれます。  料理を取りに行きました。

 バスに乗って別の村にやって来ました。  トイレ休憩をしていると・・・  あ、何やら歌声が聞こえてきました。  どうやら、村の学校の中から聞こえてくるようです。  そっと、覗(のぞ)いてみると、音楽の授業をしているようです。  先生が入って来いと手招きしてくれました。

 小学校のようです。  先生のギターに合わせて歌っています。  フォークソングのようです。  感じのいい歌です。  思わず一緒に口ずさんでしまいそうです。

 教室の後ろの掲示物(けいじぶつ)です。  私が興味深くビデオカメラを回すと、子供たちは大きく声を張り上げます。  どうも、私たちがいなければ子供たちはあまりやる気がでないような様子です。  先生も、うまく私たちを利用しているようです。  お互い様といったところでしょうか。

 教室の後ろの書架(しょか)です。  私が邪魔(じゃま)にならないように気を使いながら、興味深げにカメラを回しているので、子供たちは、半分仕方なしに、そして半分得意になって歌っています。  ♪~♪~♪~  癒(いや)し系の、それでいて乗りのいい、フォークソングです。  だんだん楽しい気分になってきました。

 他の人たちも窓の外にやってきて、覗(のぞ)いています。  まるで参観日のような雰囲気になってきました。  ♪~♪~♪~  とても楽しいひと時でした。

 教室の天井(てんじょう)です。  歌声は天井いっぱいに響いていました。

 さあ、トイレ休憩も終わって、これからトレッキング(自然散策)に出発です。

 村を後にして、皆でレッツゴー!  時間は10時です。

 酋長(しゅうちょう)に何か訪ねているようです。

 さあ、出発です。  村を後にして進んで行きます。  ん?  あれ?  あ~れ~~  私を置いていかないで~~~

 ああ、やっと追いつきました。  どうやらここで、村の説明を聞くようです。

 子供たちが見送ってくれます。

 この植物の茎にはたくさんのアリがいます。  葉を食べる外敵をアリが守ってくれているそうです。  ついこの間、このようなことをテレビで見ました。  それがこの植物だったのでしょうか。

 残念ながら上手く写っていませんが、この茎にたくさんのアリがいます。  アリと植物の共生関係だそうですが、アリにしてみれば、巣穴を守るのと同じことで、ただ単に自分たちの住みかを守っているに過ぎません。  植物にしても意図的にアリに守らせているわけではなくて、偶然にここにアリがいたために、他の虫に葉を食われずに、この場所で生き残っているということなのでしょう。

 素晴らしい景色!  気分は最高です!

 植物はどんどん光合成をして、どんどん葉をつけていきます。

 気持ちのいい天気です。

 これこそが、熱帯のジャングルです。

 ところどころで説明を聞きながら進んで行きます。

 どんどん進んで行きます。  日本では見られない植物もたくさんあるようです。

 スタッフが説明してくれます。  彼がホテルで私を部屋まで案内してくれました。  ここの村では、この棒で、この木を繰り抜いたものをたたいて、いろいろなことを知らせるようです。  彼がトントンとたたくと、木の中で響いて、大きな音になりました。  この音なら、かなり遠くまでも聞こえそうです。

 どんどん進んで行きます。

 足元に気をつけてくださいよ。

 どんどん進んで行きます。

 辺りはこんな感じです。

 ん?  何の巣でしょうか?

 熱帯の樹は光を求めて上へ上へと伸びていきます。

 頂上部の葉だけがたくさんの光を得て、さらに成長することができます。  頂上部は冠(かんむり)のように葉がたくさんついているので、林冠(りんかん)と呼ばれています。

 さあ、だいぶ戻って来ました。

 小屋があります。  ここは貯蔵庫(ちょぞうこ)のようです。

 出発した村に戻って来ました。  いくつかの動物が飼(か)ってあります。  何か珍しい動物です。  帰国後に調べると、クスクスという有袋類でした。  インドネシアの島の間に大陸プレートの境界があって、それより西はアジア大陸と、それより東はオーストラリア大陸と繋がっていました。  ニューギニア島はオーストラリア側にあるので、ここの動物はほとんどオーストラリアにいるものと同じです。

 このブチクスクスもここやオーストラリア特有の有袋類です。  有袋類は胎盤(たいばん)をもたないので、母親の胎内(たいない)で成長することができません。そこで、生まれた子供は母親のお腹の袋の中まで移動して、そこで守られながら乳を飲んで育ちます。  もともとは世界中に分布していたけど、現在ではこのオーストラリア近辺だけで生息(せいそく)しています。

 これはダチョウの仲間の飛べない鳥です。  飛べない鳥といえばニュージーランドのキウイが有名ですが、よく考えてみると、ダチョウやニワトリなど、けっこうたくさんいます。  後で調べてみると、ダチョウの仲間はオーストラリアではこのエミュー、アフリカではダチョウ、南米ではレアがいるようです。  ニュージーランドのヒクイドリもこの仲間のようです。  でも、このエミューは現在はニュージーランドの野性のものは絶滅してしまっているようですが・・・。

 さあ、食事です。時刻は12時です。  大きく切った芋(いも)などが煮(に)込んであります。  金属の皿に採っていきます。  食べると・・・  おお、美味い!  何か、村の素朴な味というよりは、レストランの料理のような味がします。  どうも、観光客の口に合わせて、ホテルのレストランかどこかの味を再現しているようです。

 音楽が始まりました。  ポン、ポン、ポンと太鼓(たいこ)が響きます。  正面の建物が、先ほど音楽の授業をしていた学校です。

 日本で例えれば、盆踊りといったところでしょうか。  節回しは日本の民謡(みんよう)とほとんど同じです。  声を長く伸ばしながら、唄(うた)っています。  踊りを見ないで聞けば、きっと日本の民謡だと思うでしょう。

 子供たちも踊っています。

 盛り上がってきました。   ポポポン、ポポポン、ポンポンポン・・・・  オエヤ~オエヤ~オエヤ~ヤ~・・・

 私も踊(おど)りたくなってきました。  現地人のスタッフに尋(たず)ねてみると、”No problem(全然問題ない)”ということなので、踊ることにしました。  写真は、スタッフにビデオカメラを渡して、今、入ってもいいかと確認しているところです。

 太鼓をたたく格好をして踊っているところです。  ツアーの参加者の人たちには受けましたが、踊っている人たちは、”何だこいつは?”という感じで、ちらっと見ただけで、全然相手にしてもらえませんでした。

 ポンポン、ポンポン、ポンポン・・・  オエオエヤ~オエヤ~オエヤ~~・・・

 私たちはこんな感じで見ています。  この建物の中で食事をしました。  小学校はこの写真の後ろ側になります。

 ポンポンポポポン、ポンポンポポポン・・・

 ポンポンポポポン、ポンポンポポポン・・・

 さあ、記念撮影です。  皆、交代で写真に入っていきます。  私の番です。  ハイ、カシャ!

 はい、もう一枚!  笑って、笑って。  ハイ、カシャ!

 酋長(しゅうちょう)の息子です。  この人が、次期酋長になるのでしょうか?

 さあ、バスに乗って出発です。

 高床式の家です。

 来るときに通ってきた道です。

 こんなところで自然に囲まれて住むのもいいかも知れません。  どうでしょうか。  快適でしょうか、それとも不便なことも多いのでしょうか?  住んで見なければわかりません。  1週間ほどなら住んでみたいような気がします。

 蓮池まで戻って来ました。  来るときはここで停まって写真を撮りました。

 人々が集まっています。  手仕事をしながら世間話でもしているのでしょうか?

 ようやくホテルに戻って来ました。  時刻は2時を回っています。  これは玄関の前にある彫像(ちょうぞう)です。  この真後ろがホテルの玄関です。  私の部屋はこの左後ろの2階です。  今朝、この前の方の樹の上にたくさんのコウモリがいました。  この後、クルージングに出ます。  海に潜(もぐ)ったりもできるようです。  楽しみです。  (「マダン編4」に続く)

 ここで休憩です。

 おお、コウモリです!  窓の外の樹の上に、ものすごい数のコウモリがいます。  飛んできて樹の枝にぶら下がっては、またどこかに飛び去って行きます。  ギャッ、ギャッ、ギャッ・・・ と盛んに鳴いています。  あまりの光景に、しばらく見入ってしまいました。

 現地2日目の朝です。  窓の外で何かがギャッ、ギャッと騒がしく鳴いています。  鳥のようですが、何でしょうか?  かなりの数のようです。

 朝食後、専用バスで出発しました。  街の様子です。  と、いってもこのような建物は珍しく、多くの人は外で品物を並べたりして、生活しています。  でも、ここは1年中暖かいので、寒さに震えるようなことはありません。

 コウモリです。

 さあ、そろそろ出発です。

 きれいな花が咲いています。

 何かを摘(つ)み取っている人がいたので、近づいていってビデオカメラを回しました。

 街の様子です。

 あちこちに市場があります。

 高床式の家です。

 バスの中です。

 家族のようです。  子供の手を繋(つな)いでいます。  日本ではあまり見かけなくなった風景です。

 マーケットです。

 バスです。  ここでは乗客の輸送はこのようなトラックの荷台を使います。  日本のような大型バスはありません。

 ここの人たちは、皆、このような手編みの袋を使います。

 ここに住んでいると思われる人たちです。

 ここがバレク自然公園です。  この世のものとは思われないような、幻想的な風景です。

 写真の一番左のスタッフが、私をホテルの部屋に案内してくれた人です。  どうやら、彼の家族はここに住んでいるようです。  皆は、彼について行きました。

 私たちが乗ってきたバスです。  時間は9時少し前です。

 川はこのように、異様な色をしています。  まるで、ジェラシックパークとか、インディージョーンズのような世界のようです。

 川の畔(ほとり)に集まりました。

 川はこの樹の左側です。

 あ、川の中に何かいます。  おお、ウナギです!  巨大なウナギが泳いでいます。

 この写真ではわかりにくいですが、たくさんのウナギが泳いでいました。

 子供たちは人見知りをするようですが、客(私たち)を迎えて、はしゃいでいるようです。

 橋本さん(仮名)が子供たちに何か話しています。  彼女も私と同じ福祉関係の仕事をしています。  彼女は関東地方から来ています。  何を話しているのでしょうか?

 おおおーっ!  何と、彼女もターザンになりました。

 純粋(じゅんすい)な子供たちです。  競争社会で疲弊(ひへい)している日本の子供たちよりもずっと幸せなのかも知れません。  ユートピアとは正(まさ)に、こんなところなのかも知れません。

 あちらから写真を撮るので一緒に入ってねと言っているのでしょう。  西さん夫婦は、この後ここで、彼らと一緒に写真を撮りました。  ハイポーズ!  カシャリ!

 向こうに何かあるようです。  行ってみましょう。

 本当にこの世の光景とは思えません。  水がこんな色をしているのは硫黄(いおう)を含んでいるからだそうです。

 おお、ここにもウナギがいました。

 うわあ、カメもいます。

 さあ、バスのところに戻ります。  おおお、みどりのカーテンです。  温帯の光の量では、植物がここまで成長するのは難しいでしょう。  やはり、ここは熱帯です。  熱帯のすごさを感じます。

 スリに遭遇したスーパーです。  この右に門があって、そこが入り口になっています。  その右側の、このような塀(へい)の前でスリに遭遇しました。  そのときは、この辺りは、たくさんの人がいました。  この写真の後ろ側は広場になっていて、そこにもたくさんの人がいました。  彼らは親子だったのでしょうか、それとも他にも仲間がいたのでしょうか、それはわかりません。

 先ほどのスーパーの横はこのような市場があります。  実行犯の男はスーパーの前を横切って、この市場の方へ逃げて行きました。

 道端(みちばた)の様子です。

 家です。  ここで家族が生活しているようです。

 おおおおーっ!  タ、ターザンです!  おおーっ!  本もののターザンみたいです!  おお、蔓は切れません。  伸びたり縮んだりもしません。  おおお、信じられません!  しかし、現実です。

 大きな蔓(つる)です。  子供が蔓を掴(つか)んでいます。  何をするのでしょうか。  ええ?  まさか・・・

 やはりここはどう見ても、ターザン映画の世界です。

 記念撮影です。  カシャ!

 こんな人形もいたとは知りませんでした。  日本から飛行機に乗って来ていたんですね。  はい!  カシャ!

 一面の蓮(はす)池です。  皆が、おおーっと声をあげると、バスはここで停(と)まってくれました。  しばらくここで写真を撮りました。

 バスが停まりました。  ここで降りるようです。  見上げると、おお、すごい光景です。  大量の植物がひしめいています。  すごい量です。  この植物たちが大量の二酸化炭素を吸収してくれているのでしょう。  本当に有り難いことです。

 本当に、この世にこんなところがあるとは、信じられません。

 まるで、映画の中に入り込んでいるような気分です。

 ここでもたくさんのコウモリが飛んでいました。

 朝食は写真の玄関ロビーの左側の食堂でした。  隣は坂本さん(仮名)でした。  坂本さんは飛行機の中で隣の席でした。  関東地方の大手企業を定年退職され、現在は九州で病気の療養をされているそうです。  定年退職後は、このようなツアーで世界中を旅行されたそうです。  もう、世界中のほとんどのところを周られたそうです。  たぶん・・・と思って尋(たず)ねてみました。  「南極はどうでしたか?」  「南極は○×△~~・・・でしたよ。」  坂本さんは言いました。  「今度は、どこに行きましょうかね。」  私は言いました。  「今度はスペースシャトルですね。」  坂本さんの目が、きらっと光ったように思えました。

 バスはマダンの海岸を走ります。  現地の人たちがいます。  どんな人なのでしょうか?  治安が悪いということは、悪い人たちが多いのでしょうか?  その辺のことが、不安でもあり、また、実際はどうなのだろうという興味もあります。

 マシンガンビーチと呼ばれているところです。  錆(さ)びついたマシンガンが海の方に向かって備え付けられています。  今から70年ほど前の、太平洋戦争のときのものです。  日本軍が設置したものでしょうか、それとも連合軍が設置したものでしょうか。  今、太陽は北西にあるので、人の影から推測すると、写真の向きは南向きでしょう。

 このような風景の中をどんどん進んで行きます。  期待が7割、不安が3割といったところでしょうか。

 海岸の風景が続きます。

 ようやくホテルらしきところにやって来ました。  こんな感じの樹がたくさんあります。

 ここはもう、ホテルの敷地でしょうか。

 空港からマイクロバスに乗りました。  このままホテルに向かいます。  現在の時刻は2時前です。  バスの右側の座席から撮っているので、写真の左に向かって進んでいます。

 南国の風景です。

 ゲートです。  大きなホテルのようです。

 特に謙(へりくだ)る様子もなく、流暢(りゅうちょう)な英語で、フレンドリーに(友だちに話しかけるように)、説明してくれました。  さあ、どうだ、満足しただろうというような、少し横柄(おうへい)とも取れるような態度に、少しむっとしましたが、まあ、悪気もなさそうなので、私も、ふむふむ、わかったというような調子で、応対しました。  彼はひと通り説明してからリモコンを手にしました。  「You can watch TV like this・・・(テレビを見るときはこうして・・・)」 と、言ってスイッチを押しましたが、テレビは点(つ)きません。  あれ、おかしいなという様子で、いろいろやってみましたが、やっぱり点きません。  そしてとうとうあきらめて、ホテルのスタッフに聞きに行くために、部屋を出ようとしました。  しかし、ドアの前で、はっとひらめいた様子で立ち止まり、こちらを振り返りました。  そして、私に部屋の鍵を貸すように言いました。  手渡すと鍵についていたカードを入り口のキーポケットに差し込みました。

 この辺りはダウンタウンとはいっても、建物はほとんどありません。  道端(みちばた)で人々がくつろいだり仕事をしたりしているだけです。  教会の前に座っている人たちと目が合ったので、手を振ってあいさつをしてみました。  にこやかにハローと返してくれました。

 あ、ありました!  教会です。(写真)  この道で合っています。  そして、しばらく行くと目的のスーパーマーケットがありました。

 後ろの建物が教会です。  手を振ってから写真を撮ろうとすると、並んでポーズをとってくれました。

 ご婦人方がたくさんいたので、手を振って写真を撮ろうとすると、やはり、笑ってポーズをとってくれました。  撮り終えて「Thank you ! (ありがとう)」 というと、「Thank you !」と返してくれました。

 海岸に出ました。  たくさんの人が、地面や椅子(いす)に座って、魚や果物を売っています。  何と、バナナも茹(ゆ)でたり揚(あ)げたりしていました。  ここではバナナはこうして食べるようです。  ここでも、こちらが笑いかけて「Hello! (ハロー)」と言うと、笑ってあいさつを返してくれます。  この人たちなら何かあっても、きっと助けてくれそうです。  少し、心強くなりました。

 来るとき通ってきた道です。  今度は、海は左側です。  写真の左から右に進んでいます。  あちこちに珍しい樹があります。

 大きな樹です。

 ここは行き過ぎていることは確かなので、帰り道はここと教会の間のどこかにあるはずです。  丁寧(ていねい)に探すことにしましょう。  戻りかけると、また、あのガードマンに合いました。  誰かと立ち話をしていました。  独りではないので、不安でパニックになって、撃ってくるということはないように思われました。  近づいていって、声をかけました。  「Hellow,excuse me? (すいません)」  「Yes. (はい)」  ああ、よかった。応じてくれました。  ホテルのカード入れを見せて、ここに行きたいと言いましたが、ガードマンらしい少年は少し戸惑(とまど)っているようです。  どうやら、あまり字が読めないようです。  私がそのホテルの名前と思われる部分を読み上げると、ようやく理解したようでした。  しかし、彼はそれはここだと言って地面を指しました。

 海岸に出ました。  高い塔が立っています。  確か、来たときにバスの中から見たような気がします。  買い物に出てからは、こんなところを通った記憶はありません。  明らかに道を間違えています。  あああ、ついに道に迷ってしまった・・・

 まるで南国にいるようです・・・  ではなくて、ここは実際に南国です。

 下に降りて、ホテルのスタッフに売っているかと訪ねてみましたが、ないとのことでした。  どこか近くで買えないかと訪ねると、街に出るとスーパーがあるとのことでした。  知らない街に一人で出るとなると、とても不安です。  ましてや、外務省の情報では、渡航危険地域に指定されているところです。  ・・・・・ 怖い 。  何か、足やら手やらが微妙に震えてくるような気がしました。  でも、2年前は同じように治安が悪いといわれているケニヤを周った経験もあります。  思い切って行ってみることにしました。  さっそく、そのことを添乗員の松本さん(仮名)に告げました。  危険だからと、止められるかなと思っていましたが、意外にもあっさり「わかりました。」と言われてしまいました。  でも松本さんは続けて、「何かあるといけないので、スタッフについて行ってもらいましょう。」と言いました。

 そして、リモコンをテレビに向けて、スイッチボタンを押しました。  バチッ!  テレビが点きました。  「Oh! I'm stupit ! (おお、馬鹿だった!)」 と言いながら手の平で”パチン”と自分の額(ひたい)をたたいて笑いました。  「OK,thanks ! (OK、ありがとう!)」 と、私が言って、彼は部屋を出て行きました。

 私は、この体験を通して、この国の人たちが本当に好きになりました。  (もちろん、泥棒を除いてではありますが・・・。)  旅は素晴らしい!  出会いは素晴らしい!  人間万歳! と、叫びたいような気持ちになりました。

 気を取り直して歩いていきました。  通って来た道が遠回りだったので、野原を真っ直ぐに横切って行くことにしました。  至(いた)るところに高い樹があります。  見上げながら歩いていると・・・  アッ!  片足が穴ぼこに落ち込んでしまいました。  おおおお!  足は腿(もも)まで穴に入り込んでしまいました。  おおお・・・  見ると、周りはこのような大きな穴ぼこだらけです。  何かわからないけど、変なところです。  ああ、びっくりした。  幸い、怪我(けが)はありませんでした。

 珍しい樹です。

 大きくて高い樹がたくさんあります。

 来るときに通ってきた池です。  帰りは池は右側になります。  写真の右から左に進んでいます。

 右手には1つ前の写真のような風景が続いていました。  きれいな海です。  暖かくやわらかい南国の空気の中を、少し不安な気持ちのまま、歩いて行きました。  少し行くと、左手には、このような池がありました。  描いてもらった略図によると、この先に教会があるはずなのですが・・・。

 大きな樹です。

 大きな樹です。

 大きな樹です。

 あっ、ガードマンがこちらを見ました。  かなり若い、少年のようなガードマンです。  何か怪しむような目でこちらを見ています。  目が合ったのであいさつをしましたが、特に反応することもなく、じっとこちらを見ています。  私はただ、道に迷って、帰るホテルを探しているだけなのですが、きょろきょろとあちこちを見ているので、怪しんでいるのでしょうか?  まるで、道端で怖そうなイヌとすれ違うときのような状況です。  内心ひやひやしながら、顔では平静を装いながら歩いて行きました。  ようやくすれ違うことができました。  でも、後ろから急に撃ってこないか、ひやひやです。  ふう、大丈夫でした。

 着生植物がたくさんついています。  まわりは珍しい樹ばかりです。  大きくて高い樹に囲まれています。  熱帯植物園でも味わえないようなスケールの光景です。  あれ?  ところで、ここは来るときに通ってきたでしょうか?  どうも見覚えがないような気がします。  この道でいいのでしょうか?  でも、大きな道はこの道一本だけです。  とにかくもう少し、進んでみることにしましょう。  やはり、ここは違うようです。  ホテルで描いてもらった地図を見ると、どこかで右に入る道があるはずだけど、見当たりません。  とりあえず、教会まで戻ってみることにしました。

 むむ? どうも訳がわかりません。  これは、ホテル名ではなくて、この辺りの地名なのでしょうか。  とりあえずは礼を言って、もう少し先を探すことにしました。  もう、話をして安心させているので、後ろから撃ってくるということはないでしょう。  少し行くと日本人の若者がレンタサイクルでやって来ました。  ダイビングに来ているようです。  高校生風の若者だったので、こんなところで道を尋(たず)ねるのも格好悪いと思ったので、知らん顔してすれ違いました。

 教会が見えました。  どうやらこの道で、合っているようです。  また、先ほどの道を進みました。  どんどん進みましたが、やはり見慣れないところを通っているようです。  来るときはこの写真のような樹はありませんでした。  どうやら、この辺りは、裕福な人たちの家が建ち並んでいるようです。  入り口には、警察官かガードマンのような制服を着た人が立っていました。  おおお!  ライフル銃を持っています。  もちろん本物でしょう。  これで撃たれたら死んでしまいます。  とりあえずは、急に見つかって、驚いて発砲するようなことのないように、かなりの距離をとって、さも普通の観光客のようにして(実際そうなのですが)歩いて行きました。

 ホテルのフロントです。  驚いたことに、ここには日本の国旗がありません。  観光地にしては珍(めずら)しいことです。  スタッフが一人ずつ、部屋に案内してくれました。  私の部屋は2階で、この写真の右上後ろあたりです。  案内してくれたのは、アロハシャツ風の制服を着た現地人ガイドでした。  アメリカ人を相手にしてきたようなタイプの男でした。

 このホテルは、造りも家具も英国風の格式を備えた高級ホテルのようです。  これまで、イギリス連邦(れんぽう)の国は、たくさん訪れましたが、ここもやはり、同じような様式でした。  ここは第一次世界大戦(1914年~)まではドイツが統治していました。  しかし、その後はオーストラリアの統治領となっています。(一時期日本軍が占領していました。)  オーストラリアはイギリス連邦なので、そのために、ここの様式もイギリス風なのでしょう。

 部屋のテーブルの上にはウェルカムフルーツが用意してあったので、食べました。  バナナやパイナップルやマンゴーなどは日本のものと同じでした。(日本は南国のものを輸入しているので当然といえば当然ですが。)  ん?  この部屋にはスリッパがありません。  国ごとに微妙(びみょう)に習慣が違うので、ある国で慣れてしまえば、別の国ではよけい不便に思えます。  歯ブラシもありません。

 やはり、ここは危険なんだ!  私はいよいよ足がすくんでしまいました。  しかし、松本さんが頼むと、スタッフは”え?”というような驚きの表情を見せました。  きっと、このようなことは、格好の悪いことなのだ・・・私はそんな風に感じ取ってしまいました。  そして、さらに、今、スタッフは忙しいらしく、だいぶ待たされてしまいました。  そこで、私は松本さんに「独りで行ってみます。」と申し出てしまいました。  きっと、それは危険だからやめた方がいいと言われるだろうと思っていました。  しかし、松本さんは言いました。  「そうですか。」  おおおおお・・・ど、どうやら私一人でダウンタウン(街)に行くことになりそうです。  あああああ、ど、どうしようか・・・。  もし、日本でやりたいことをやり尽くして、身辺整理を

して、十分な覚悟(かくご)をもって来ていたならば、喜んで行くでしょう。  でも、実際にはまだまだやりたいことがたくさんあります。  このまま、独りでダウンタウンに行くとなったら、何としても無事に帰りつくことを、最優先にしなければなりません。  何らかのトラブルがあれば、ツアーの人たち全員に迷惑がかかってしまいます。  おおおおお・・・。  でも、この状況では仕方がありません。  このまま独りで行くしかありません。  ホテルのスタッフに、紙に地図を描(か)いてもらいました。  いよいよ出発です。  う~ん、万全の備えをして行きたいのだけども、お金はどのようにして持っていけばいいのでしょうか。  財布を持っていれば目立ってしまいます。  お金はここにあるぞと知らせているようなものです。

 う~ん、ようし、財布には余分のお金を少しだけ入れて、残りは直接ポケットに入れて行くことにしました。  そして、それ以外のお金はホテルの部屋に隠しておくことにしました。  このように分散しておけば、もしものときも被害は少なくなります。  ああ、でもまだ着いたばかりなので、この国のお金に慣れていません。  1キナ=約40円 ですが、とりあえずは、大雑把に(おおざっぱ)に、10キナ紙幣は500円、100キナ紙幣は5千円と覚えこんでおくことにしましょう。

 その詰め所の前を通ってスーパーに入りました。  コンクリート造りの古い建物でしたが、陳列棚(ちんれつだな)等の様子は、日本の小さなスーパーに似ていました。  商品は当然ニューギニア産のものが多いようです。  品数はそれほど多くなく、品質もどちらかといえばリサイクルショップの商品のようでした。  でも、これまで見てきた現地の人たちの様子からすれば、ここで買い物をする人たちは、ある程度裕福な人だろうと思われました。  店の中にはバレーボールかテニスの審判台のようなものがあって、その上に店員が座って見張っていました。  それ以外にも、店内のあちらこちらで、店員が巡回(じゅんかい)していました。  サンダルがあったので買いました。  ビーチ用のものでした。  歯ブラシも買いました。

 私の右側にいた子供が、私と同じ方を向いたまま、少しずつ近づいてきて、私に身体をくっつけてきました。  スリです!  あ、来たな・・・と思いましたが、そ知らぬ顔で少し様子を見ることにしました。  今後の対策のために、スリの手口を見極めておこうと思ったからです。  先程取り出したお金は後のポケットに入れて、ボタンをかけていて、子供の側のポケットは空っぽです。  少し、身体を離してみましたが、また子供はくっついてきます。  もう、私が気付いていることを知っているはずですが、それでも彼は、すり寄ってきました。  と、そのときです!  突然誰かが、私の反対側のポケットに手を差し入れました!  アッ!

 レジに行くと、何と、レジの後ろで警備員が見張っていました。  レジ係が着服しないように見張っているようでもありました。  店を出ました。  今、もらったお釣りを確かめなければなりませんが、周りには人が大勢いました。  目が血走っているような人もたくさんいて、こんなところで、財布やお金を見せると、すぐに取り囲まれて奪われてしまいそうです。  少し行ったところに塀(へい)があったので、その物陰で、お金を整理することにしました。  そこも、遠くにいる人たちからは見られていましたが、人が多くて、そこよりいい場所は無かったので、仕方がありません。  周りに注意しながら、何気ない様子で、左のポケットから先ほどもらった釣りの紙幣を出して、数えました。  と、そのときです。

 マダンに到着しました。  小さな飛行機なので、階段で地面に降ります。  何と、機体の壁が階段になっていました。

 さあ、略地図が描かれた紙片を持って出発です。  気持ちを整理して、何が起こっても適切に対応できるように、心を落ち着けました。  そして、ホテルを出発しました。  来るときに通ってきたゲートに守衛がいました。  きっと、この人はいい人だ・・・・。  そう思って、あいさつしてみると、にこやかにあいさつを返してくれました。  ああ、よかった・・・。  また、少し行くと、道端(みちばた)で土産物(みやげもの)を売っている人たちがいました。  商売をしているので、きっと愛想がいいに違いない。  そう思ってあいさつをしてみました。  やっぱりにこやかに返してくれました。  ああ、よかった・・・。

 もう少し行くと、あ、ありました。  どうやらここのようです。  思ったより細い道だったので、見過ごしていました。  やれやれ、これでようやくホテルに帰り着くことができます。  はぁー、よかった、よかった。  ホテルの敷地内で、地面に土産物を広げて売っている人たちがいます。  老人夫婦と交渉して、首飾りを買いました。  まずまずの値で買えました。  どうやらここは、1軒(けん)のホテルではなくて、周りの森も中にたくさんのロッジ(小屋)があるようです。  このツアーの参加者も、このホテル内に部屋があるのは私を含めて数人だけで、他の人たちは、この敷地の中のロッジにいるようです。

と思ってみると、髪の毛を一本一本ひも状に編みこんで垂(た)らした、ミュージシャン風の髪型をした男が立っていました。  顔は少し丸顔でしょうか、背はそれほど高くはありません。  首にはネックレスをしていました。  私が 「おおっ!」 と、声を上げると、その男は逃げ出しました。  幸い左のポケットにも何も入れていなかったので、被害はありません。  しかし、例え未遂(みすい)とはいえ、泥棒は泥棒です。  私は、 「ヘイ、ストップ!」 と、叫(さけ)んで、  昔、映画やドキュメンタリーでよく見たように、腰を引いて、警官が両手で銃を構えるような格好をして、彼の顔にカメラを向けて構えました。

 止まらないと撮るぞ! というようなつもりでした。  とっさに思いついた行動でした。  当然、その男はそのまま逃げていくものと思っていました。  しかし何と、彼は立ち止まりました。  おっとっと、立ち止まるの?  う~ん、どうしようか。  私はそのまま、大声で 「ヘイッ、ヘイッ!」 と、言いながらカメラを男の顔面に向けてどうだ、どうだという感じで、突き出しました。  しかし、編み込み頭の男は、きょとんとした顔でこちらを見ていました。  特に悪びれた様子もなく、ごく普通に”どうしたの?”という表情をしています。

 私はさらに「ヘイッ!」と叫んで飛びかかる格好をすると、ようやく、男はまた、逃げ始めました。  私は 「ヘイ、ストップ! ヘェイ! ヘイヘイ!」 と、叫びながら追いかけていきました。  周りには何人かの人が集まってきました。  人々は口々に 「robber! robber!( 泥棒ー! 泥棒ー!)」 と叫びながら追いかけてくれました。  大勢の人たちが集まって来ました。  男は、ものすごい速さで、逃げていきます。  私も、それ相応の速さで追いかけましたが、男はスーパーの向こう側に逃げ去って行きました。  実際にはお金は取られていないので、捕(つか)まえてみてもどうにもなりません。

 警察に引き渡されたとしても、未遂(みすい)なら、すぐに釈放(しゃくほう)されるだけでしょう。  周りにいた人たちは私に 「robber? robber?」 と、聞きながら追いかけようとしてくれますが、私は、 「Thank You,but he just tried. (有難う、でも盗られていません。)」 と言って、手を振って、追いかけてもらわなくてもいいというジェスチャーをしました。  そして、 「Thank You,Thank You.(有難う、有難う)」 と、お礼をいいました。  もし、実際に盗られていたら、周りの人たちといっしょに捕まえて取り返していたでしょうが、未遂の場合は、捕まえてみてもどうしようもありません。  それより、必死で逃げるような体験をさせただけでも、少しはけん制になったのではないでしょうか。

 今後、少しでも犯行を思いとどまってくれることを願いました。  でも、このようなことが起こらないようにするためには、そのような国づくりから始めなければならないでしょう。  やれやれ、とんだ目に合ってしまいました。  でも、たくさんの人がいっしょに追いかけようとしてくれたので、この国の人たちは本当にいい人たちだと思いました。

 帰りながら、思いました。  もし、あのスリ男たちが、数人のグループだったら・・・ (グループの場合はすぐに盗品を仲間に手渡して隠してしまいます。パリで遭遇したことがあります。)  そして、ナイフや銃等を持っていたら・・・  そう思うと足がすくんでしまいました。  おおお、怖怖怖(こわこわこわ)・・・  おおお、怖怖怖(こわこわこわ)・・・

 さあ、そろそろ食事の時間です。  ガーデン風のレストランで、ビュッフェ形式です。  とても広くて、たくさんの観光客がいました。  ヨーロッパやオーストラリア、中国や韓国の人たちが多いようです。  ツアーの参加者皆で一緒に座って、食事をするのは2度目です。  まず、飲み物を注文してから料理を取りに行きます。  あまりに広いので、食事を取りに行くのに、数10mも往復しなければなりませんでした。  まず、前菜とスープです。  ホテルの食事は、街の外食店やスーパーの調理品に比べるとその差は歴然です。  あまりに高級料理なので、盛り付けにもそれねりに気を使ってしまいます。  さあ、ひと通り飲み物もそろって、いよいよ乾杯です。  楽しいツアーになるように、皆さん、よろしくお願いします。

 食事が終わって、部屋に戻って来ました。  豪華(ごうか)料理の数々にとても満足しました。  私の部屋です。  このように古い家具が備え付けられていて、時代を感じました。  昔は、特別な人たち向けの、豪華ホテルとして建てられていたようです。  でも今は、家具も皆、古くなってしまっています。

 何と、そのスーパーの周りは高い塀(へい)で囲まれていて、その上には鉄条網(てつじょうもう)が張られていました。  そして、その入り口には詰(つ)め所があって、警備の警察官らしい人たちが、銃を持って、詰めていました。  この人たちはきっと、いい人だ。  私たち外国人でもきっと、守ってくれる・・・。 と自分に言い聞かせて、あいさつをしてみると、返してくれました。  ああ、よかった・・・。

 乾パ~イ!  ああ、美味しい!  レストランは写真のようなガーデンの中にあります。  陽はすっかり暮れています。  いろいろな国の言葉が飛び交っています。  このツアーにはどんな人たちが参加しているのでしょうか?  少しずつ、話しながら親しくなっていきます。  添乗員の松本さんに、マラリアについて尋ねてみると、ここは暖かいので特に気をつけなければいけないということです。  でもウイルスを媒介(ばいかい)する蚊は30cmぐらいの高さのところしか飛ばないということです。  でも、素足にサンダルを履(は)いているので、それを聞いてぞっとしました。  ずっと後で思い出したことですが、私は一昨年にケニヤに行ったときに、予防接種をしていました。(10年間有効)  でも、その時は本気で心配していました。

 風呂の設備は古びていて、栓(せん)ができません。  でも、それは申し込み時に聞いていて、その分、割り引いてもらっているので仕方がありません。  シャワーは使えました。  でも、せっかくなので、創設当時の裕福な人たちの気分になって過ごしました。  ニューギニア最初の夜でした。  (「マダン編2」に続く)

マダン空港 飛行機が到着しません…。

マダン空港 よく見るとビジネスクラス専用カウンターと 横にはパラダイス・ラウンジ(ビジネスクラス用 ラウンジ)の入口ドアがありました。

マダン空港 30分遅れて飛行機が到着しました。 30分遅れくらいなら定刻ですが…。

マダン空港 ニューギニア航空のフォッカー100です。

マダン空港 尾翼には極楽鳥が描かれています。

マダン空港 搭乗待合室。 出発は遅れていますが、誰も文句は言いません。

マダン空港 搭乗が始まりました!

マダン空港 目の前に子供がいましたのでパチリ。

マダン空港 飛行機までエプロンを歩いて行きます。

マダン空港 格納庫と後方に管制塔が見えます。

マダン空港 ニューギニア航空にタラップを上がり搭乗します。

ニューギニア航空機内にて

ニューギニア航空機内にて シートは合皮です。 横2列・3列の5列配置です。

ニューギニア航空機内にて シートピッチは広くもなく標準的。

ニューギニア航空機内にて 天井の空気吹出口や読書灯がレトロです。

マダン・リゾート・ホテルにて 最終日

マダン・リゾート・ホテルにて センター棟。

マダン・リゾート・ホテルにて センター棟前の駐車場。 奥が入口の門。

マダン・リゾート・ホテルにて センター棟入口前のモニュメント。

マダン・リゾート・ホテルにて センター棟入口前のモニュメント。

マダン空港 ターミナル外観。

マダン空港 ターミナル入口。

マダン空港 ターミナル入口横。

マダン空港 ターミナル内。 ニューギニア空港のチェックインカウンター。

マダン空港 ターミナル内。 チェックインカウンターから入口付近を振り返った ところです。 入口で荷物検査があります。(手さぐりですが…)

マダン空港 搭乗ゲート。

マダン空港 搭乗待合室。 木製のベンチです!

マダン空港 搭乗待合室からターミナル内を撮影。 奥がチェックインカウンター。 右側が搭乗口。 左側がターミナル入口です。

マダン空港 小型機が到着しました。

マダン空港 マダン・リゾート・ホテルの送迎車です。 日産車でした。

マダン空港 ターミナルの外には地元の人が集まっていました。

マダン空港 チェックインカウンターの後ろに出発ボードが ありました。 白板に手書きというのは珍しいです。

マダン空港 チェックインカウンター全景。

マダン空港 親子連れ。 子供と目が合いました。

マダン空港 また小型機が到着しました。

マダン・リゾート・ホテルにて フロント前に現地の子供たちがいました。

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて ヤモリもいました!

マダン・リゾート・ホテルにて プールサイドから。

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて 4日目。 日が傾き始めました。

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて 時間が止まっているようです。

マダン・リゾート・ホテルにて 反対側には月が見えていました。

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて ダイビングショップ前の桟橋から撮影。

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて 桟橋からは対岸の島への渡し船が発着しています。

マダン・リゾート・ホテルにて 渡し船の待合所。

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて ホテルの門。 月が輝いていました。

マダン・リゾート・ホテルにて プールサイド。

マダン・リゾート・ホテルにて 夕暮れ。

マダン・リゾート・ホテルにて 素晴らしい夕暮れです。

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて 月明かりが海上を輝かせていました。

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテルにて

マダン・リゾート・ホテル バーカウンターのドリンク。

マダン・リゾート・ホテル 中華料理のランチメニューです。 酢豚が18.5キナ(740円) ワンタンスープが12キナ(480円) 炒飯が12キナ(480円)といったところです。

マダン・リゾート・ホテル こちらは西洋料理のランチメニューです。 メインコースまで頼むとそこそこ高くつきますが、 サンドイッチやサラダだけにすれば、それほど 高くつきません。

マダン・リゾート・ホテル コカコーラもあります。 PNG Madeと記載があります。

マダン・リゾート・ホテル 昼食・夕食レストランです。

マダン・リゾート・ホテル 昼食・夕食レストランは屋外でも食事が可能です。

マダン・リゾート・ホテル 昼食で食べたワンタンスープです。 12キナ(480円)。

マダン・リゾート・ホテル 昼食で食べた炒飯です。 12キナ(480円)。 量が多いので数人で分けて食べることを オススメします。

マダン・リゾート・ホテル 夕食時の西洋メニューです。

マダン・リゾート・ホテル キッチンはオープンキッチンになっています。

マダン・リゾート・ホテル 夕食で食べたアボガド・エビサラダです。 35キナ(1,400円)。

マダン・リゾート・ホテル パプア・ニューギニアの郷土料理です。 Hocha Barramundi Karamapです。 52キナ(2,080円)。 メインコースに載っています。

マダン・リゾート・ホテル ルームサービスメニューです。

マダン・リゾート・ホテル 中華料理の夕食メニューです。

マダン・リゾート・ホテル マレー風サテ-(20キナ/800円)と チキンコーンスープ(20キナ/800円)です。

マダン・リゾート・ホテル チキンとカシューナッツの炒め物 24キナ/960円です。